自宅ネットワークを見直した話

3月末に今の部屋に引っ越してきてから約3ヶ月が経つ。
それ以来、自宅のネットワーク構成は、ISPから貸与されたモデムルータに全ての機器をぶら下げているという面白みのない状態が続いていた。
このままではいけない、ちゃんとしたネットワークを組まねばとは思いつつも面倒で放置していた。
しかしながらこの間新しくルータを買ったことをきっかけにネットワーク構成を多少見直したので記録として残しておく。

3月末からのネットワーク構成

以下の記事に載せた構成図と同様
自宅ネットワーク内にハニーポット(T-Pot)をVMで構築する - 雑記でザキザキ

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唯一サーバマシン上に立てたVMだけはDMZに置いている。
その他は全てモデムルータの配下。

新しいネットワーク構成

以下のような構成になった。
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3つのLANにネットワークを分けている。
1つ目はHG100R-02JGによって提供される192.168.0.0/24のネットワーク。
このネットワークの下に他の2つのLANである192.168.1.0/24と192.168.2.0/24のネットワークがぶら下がっている。
またハニーポットもこのルータによって提供されるDMZにGS105E経由で配置している。
何故スイッチを噛ませてるのかというと、たまに常用マシンの余っているNICと接続してポートミラーリングすることでハニーポットの通信を観測したいため。
よく見ると冗長化を考慮したとしてもHG100R-02JGは無駄なのだが、
何故使用しているのかというと、現在大元は同軸ケーブルで配線されており同軸ケーブルがつながるルータがこれしかないためである。

2つ目はEdge Routerによって提供される192.168.1.0/24のネットワーク。
Edge Routerには無線機能はないため、この下にはWRC-F1167ACFをWi-FI APとして配置している。
今回新しく買ったルータはこのWRC-F1167ACFなんだが、ルータとして使うのではなくAPとして使うことにした。
その他、常用しているマシンとサーバもこの下に配置している。

3つ目はAterm WG1800HP2によって提供される192.168.2.0/24のネットワーク。
このルータにはWi-FIルータとしての機能があるため、無線ネットワークをそのまま提供している。
このネットワークの下にも常用マシンとサーバを192.168.1.0/24に繋いでいるのとは別のNICで繋いでいる。
これはEdge RouterとAtermのどちらかが死んでしまっても常用マシンとサーバがインターネットに接続されるようにするための冗長化である。

また、スマートフォンタブレット端末等は、AtermまたはWRC-F1167ACFにより提供されるSSIDを用いてインターネット接続する。

問題点

Edge RouterとAtermによって冗長化しているとは言うものの、
現状の構成ではHG100R-02JGが死んでしまうと意味がない。
この問題は近々解決される予定である。
というのも今住んでるマンションにNuro光回線が引かれるらしいので時期が来たら契約してEdge Routerに接続する予定である。
こうすることでHG100R-02JGが死んでしまってもEdge Routerがインターネットと接続されているため、
常用マシンとサーバ共に問題なく使用できる。

今後の予定

IPv6

まとめ

自宅のネットワーク構成を冗長化を考慮して見直した。
Wi-Fi電波が2.5GHz帯と5GHz帯が2ずつの計4つ飛んでいる。特に意味はない。
家庭のネットワークで冗長化を考慮する必要があるのかというと全くない。
全ては自己満足である。